ポール・ウェラーの双子のお子さんの名前
John Paul君とBowie君。
気づいた方も多いでしょうが、ビートルズのジョンとポール、
そしてデビッド・ボウイから取られたものです。
ただ、ジョン・ポール君に関しては、自分の名前のポールと
ウェラーのお父さんの名前がジョンだったということもあるかも知れません。
それにウェラーは以前からビートルズマニアだということは知られています。
ですが、ボウイは意外だったのではないでしょうか?
以前、ウェラーは「ボウイのアルバムは3枚しか良いものがない。あとはクソ」
とまで言っていました。
しかし、海外のニュースによると
最近の雑誌のインタビューで、
「俺は、またボウイが好きになった。ボウイマニアとして生まれ変わったよ。」
「ロンドンでレコーディングしてた時に、毎日、家に帰る車の中で
『ジギー・スターダスト』を5回も6回も繰り返し聴いたんだ。」
「『ロウ』は俺のお気に入りアルバムのうちの一つさ。
昔は俺も彼の悪口をいってたけどな、実は、このアルバムは
1977年に買って以来、ずっとコンスタントに聞き続けていたんだ。」
と答えています。
この記事を読んだボウイはウェラーに
「ありがとう。とてもうれしい」 とメールをして、
冗談で、自信の60年代の頃(まだモッズだったころ)の写真を添付し、
「君は僕の髪型をパクったね」と書いたそうです。
ちなみに、このやり取りは、
奥さん双子のお子さんを身ごもった頃だったらしいです。
実は僕(管理人)もボウイマニアです(笑)
グラムロックとモッズ、パンクは意外にもつながっていて、
↑でもちょっと紹介しましたがデビッド・ボウイはグラムロッカーになる前は
本名のデビッド・ジョーンズ名義でモッズ系のアルバムをリリースしています。
さらに、ボウイと並ぶグラムロッカーだったT・REXのマーク・ボランは、
駆け出しのころのピストルズを見て、パンクに衝撃を受けて、
パンクバンドがこれからの世の中を担うと確信。
グラムからパンクへの橋渡しとして
自分のTV番組で多くのパンクバンドを紹介。
その番組に最初に出演したバンドが実はザ・ジャムでした。
(ザ・コンプリート・ジャム [DVD]にその模様が収録されています。)
ボウイとウェラーの似た性格を印象づけるエピソードとして、
有名なのが2人ともイギリス王室からのナイトの称号を拒否しています。
世界的に有名な人物で、この称号の授与を拒否したのは
ボウイとウェラーとジョン・レノンくらいです。
さらに、最初の奥様はお二人とも黒人の方でしたね。
共演はLive AidでのDo they know it’s Christmas(共演とはいえないかな)
くらいですが、UK音楽界のイケメン、ツートップの共演ぜひ見たい。