イギリスの音楽雑誌が30人のアーティストによるポール・ウェラーの30曲『Paul Weller’s 30 best songs』というのを公開しました!
http://www.uncut.co.uk/features/paul-wellers-30-best-songs-68698
時間があるときに少しずつ訳して紹介します。(かなり空いてしまって、すみません。。。)
今日はその第12弾です。
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19:「CARNATION」
選曲者:リアム・ギャラガー
ジャムは良いバンドだけどな。俺は彼らが活躍している時には幼かったんだ。ウェラーは好きだよ。
オアシスがスウェーデンにいた時だと思う。オーシャン・カラー・シーンと一緒だったんだ。で、一緒にションベンしてたときにジャムとかモッズの話をしてたんだ。俺が「CARNATIONが一番好きだ。」って言ったら、スティーブ・クラドックが「俺もいつかカバーしたいと思ってるんだよ。」って言ってよ。
後日、スティーブはジャムのカバーアルバム『Fire and Skill』に収録するために「CARNATION」のデモを作って、そのテープを送ってきたんだ。で、電話がかかってきて、俺に「歌いたいか?」って聞いてきたから俺は「そんなのゴメンだね」って答えたんだ。それから、奴の電話を無視してたんだけど、あるときパッツィー(リアムの妻)が電話を受けちゃってね。で、渋々、電話に出て「俺はオアシス以外で歌ったことはないんだよ。やったことないことはできない。」って言ったんだけどな。まぁ、覚悟を決めてプライマル・スクリームのスタジオに行ったんだ。で、その日の午後にレコーディングしたってわけ。
後日、「TOP OF THE POPS」(イギリスの音楽番組)に出なきゃいけなかったんだけど、「いいじゃん」って感じだった。出来上がりが良かったし、歌えて良かった。その当時までに聴いたものの中で一番良いものに聞こえてたんだよ。
チャートの1位を取れれば良かったけどな。まぁ、オアシスで何度もとってるしな。トップ10に入らなかったら少し残念だったかもな。
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以上、リアム・ギャラガーでした。