Paul Weller’s 30 best songs no.12「MY EVER CHANGING MOODS」

(2015年10月11日)

イギリスの音楽雑誌が30人によるポール・ウェラーの30曲『Paul Weller’s 30 best songs』というのを公開しました!

http://www.uncut.co.uk/features/paul-wellers-30-best-songs-68698

時間があるときに少しずつ訳して紹介します。

今日はその第19弾です。

「MY EVER CHANGING MOODS」スティーブ・ホワイト
(元スタイル・カウンシル、ポールウェラーのバックバンドのドラマー)

元々、この曲の雰囲気は全く違うものだったんだ。ポールとミックが録音した初期バージョンはピアノと歌だけだった。とても、物悲しい曲調だったよ。

そして、この曲をエルビス・コステロとテレビ番組で一緒にやった時に、もっと陽気な感じにしようってアイディアが浮かんだんだ。俺は、ウォーとかカーティス・メイフィールドっぽくしようって提案したよ。

そうしたら、歌詞はとても暗いけど、サウンドはとても明るく、アップビートになった。昔のソウルレコードのようにね。
このころは、どんなものでも早くしていた時期だ。たとえ、音が少しくらい外れていても気にしなかった。それが俺達の感情の全てだったからさ。

奇妙なことに、私達が成し遂げた数少ないアメリカでの成功の一つになった。チャートの29位に入ったんだよ。サイクリングシャツのおかげかな?当時、俺達はイタリアで良く仕事をしていたんだ。ポールがイタリアの若者たちがサイクリングシャツ着てジーンズをはいて、スクーターに乗っているのを見て、「これを使おう!」って決めたんだよ。18歳なら、とてもカッコいいけどさ。少しでも歳を重ねていると、そんなにかっこ良くないね(笑)

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以上です。