Weller on McCartney at the BBC Mastertapes

(2016年5月25日)

久々の投稿で、すみません。

今日はポール・ウェラー58歳の誕生日です。Happy Birthday !

先日、ポール・ウェラーがポール・マッカートニーのラジオ特番『Mastertapes』を観覧!
さらにマッカートニーに質問をぶつけました!

ウェラー:「ファンがビートルズの曲を聴きたがるばっかりに、自分の新曲をあまり演奏できないことに対して、
今まで、不満に思ったことはない?」

マッカートニー:「ヒット曲であれ、そうじゃない曲であれ、自分がやりたい曲を演奏したいというのは当然だ。だけど、僕はリアリストなんだ。
自分がライブを見に行ったら、自分の好きな曲を聴きたい。ストーンズのライブだったら、「Honky Tonk Woman」「Satisfaction」「Ruby Tuesday」とかね。もし、彼らがそれらの曲をやってくれなかったら、少しだけど、ダマされた気がするかな。

だから僕らは自分たちも好きな曲で彼らも好きな曲を演奏するんだ。時には、「君たちは好きな曲じゃないけど、僕たちはこの曲をやりたいんだ」っていう感じで曲をやることもあるけど。例えば、大きなアリーナで演奏したときだけど「I give her all my love」と演奏し始めたら、たくさんのiphoneのカメラのフラッシュとシャッター音で埋め尽くされる。満点の星空のような感じさ。そして、その後に「次はニューアルバムからの曲を演奏する」っていうと、急にブラックホールになるんだよ(笑)。確かにそういうときにはフラストレーションが溜まるかな。君にも理解できるだろ。」

司会者「だけど、ウェラーはあまりスタイルカウンシルとかジャムの曲(自分の昔の曲)をやらないんだ」

ウェラー:「だから、僕はアリーナでコンサートができないんだろうな(笑)」

司会者「そうかもな。だから、今日君はマッカートニーから学ばなきゃ(笑)」

マッカートニー「違ったとらえ方でいうと、あまり昔のヒット曲をやらなければ、その曲を聴きたいからファンがツアーの最後まで着いてくるかもね。でも、それはとても大変なことだと思う。」

そうだな。だけど、僕はとても幸せだよ。だって、ファンの人はとてもたくさんのお金を払って見に来てくれるんだ。自分が幼い時にリバプールでビリー・ハリーを見た時のことを覚えているよ。全財産を支払ったよ。何か月分もの小遣いさ。ちょっとドキドキしていた。何を演奏してくれるかってね。

それで、いきなり「1,2,3 o’clock 4 o’clock rock.」って始まったんだ。やったーって感じだったね。まさしく、それが聞きたかったんだ!この曲が聴ければ、他の曲なんてどうてもいいって感じだった。」

以上が、ウェラーとマッカートニーのやり取りです。

実際の映像は↓で見れます。ウェラーの質問は22:50あたりからスタートします。