イギリスの音楽雑誌が30人のアーティストによるポール・ウェラーの30曲『Paul Weller’s 30 best songs』というのを公開しました!
http://www.uncut.co.uk/features/paul-wellers-30-best-songs-68698
時間があるときに少しずつ訳して紹介します。(1日か2日に数曲ずつ、といったペースで。。)今日はその第3弾です。
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28:「SPEAK LIKE A CHILD」(Style Council)
選曲者:スティーブ・クラドック(オーシャン・カラー・シーン、ウェラーのサポートギタリスト)
このシングルの黒塗りのジャケットが好きなんだ。何にも囚われないといった感じだろ。
そしてジャケット裏、ウェラーが着てるレインコート、かけてるサングラス、ヘアスタイルに靴。
カッコいいって思ったよ。
タイトルも好きだ。ティム・ハーディンも同じタイトルの曲があるって知った時には特に気に入ったよ。
そして、この曲で”bona fide(「誠実な、真実の」という意味)”っていう言葉を初めてしったんだ。聞いたことなかったから、辞書を開いて調べなきゃならなかった。ポールは言葉の使い方にとても確信があって、スタイル・カウンシルでは映像でも訴えかけるものがあった。それでも、単なる”うぬぼれ”とは違ったんだ。それはポールの人に対する愛を常に感じ取れるからじゃないかな。
スタイル・カウンシルが最初の年にリリースしたシングルはどれも素晴らしいよ。それのおかげで、女性たちが初めてポールに興味を持ったと思う。リリースされたシングルは、ポールのそれまでとは違った面を見せているよ。
彼と一緒に演奏できるチャンスが来るなんて、信じられなかったよ。自分には才能が足りないと思っていた。
でも、ポールが多くの自信を与えてくれたんだ。彼はとても紳士的な人だよ。
ポールのような人間が周りにいるときに、自分の中に見つけられるものというのは、とても凄いものなんだ!
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スティーブ・クラドックによる選曲でした。