イギリスの音楽雑誌が30人のアーティストによるポール・ウェラーの30曲『Paul Weller’s 30 best songs』というのを公開しました!
http://www.uncut.co.uk/features/paul-wellers-30-best-songs-68698
時間があるときに少しずつ訳して紹介します。(1日か2日に数曲ずつ、といったペースで。。とかいいながら、久々のアップですみません。)
今日はその第7弾です。
—————————————————————————————————
24:「FUNERAL PYRE」
選曲者:リチャード・ホーリー
(パルプやロングピッグスなどに在籍、現在はシンガーソングライターで活躍)
俺の妹は昔からウェラーとザ・ジャムの大ファンだったんだ。だから、妹を通して俺はウェラーの作品をたくさん聞いてきたよ。
家にはレコードプレイヤーが一つしかなかった。だから、寛容である必要があったんだ。プレイヤーを交代で使ってたんだ。
俺はヴェルヴェット・アンダーグラウンドをかけたかった。妹や妹の友達が大っ嫌いなね。妹たちはスモール・フェイセズとか、モッズに夢中だったよ。俺はというと、まったく違った世界にいたんだ。
だけど、妹たちがザ・ジャムのベストアルバムをかける度に、「FUNERAL PYRE」が好きになった。心の中で「早くかかれ!」と心待ちにしていたよ。嫌いなふりはしてたけどね。
この曲はすばらしい。最高のベースラインにへヴィ―なドラム!ほんとに狂気的さ!ザ・フーの「The OX」を彷彿とさせる。制作過程で影響されたかどうかは分からないけど、同じスピリッツは持っているはずさ。ただ、サウンドは他に類を見ない。今でもね。
ウェラーは常に良いものをコンスタントに作り続けている。彼はこれぞウェラーだという曲を書けるんだ。
彼とはあったことはないよ。ただ、一度なんかのフェスで顔を合わせて会釈はしたよ。彼にはいつも自信に満ち溢れているような印象をうけるよ。
——————————————
以上です。