イギリスの音楽雑誌が30人のアーティストによる(と書いていましたが、今回は俳優さんです・・すみません)ポール・ウェラーの30曲『Paul Weller’s 30 best songs』というのを公開しました!
http://www.uncut.co.uk/features/paul-wellers-30-best-songs-68698
時間があるときに少しずつ訳して紹介します。(1日か2日に数曲ずつ、といったペースで。。とかいいながら、久々のアップですみません。)
今日はその第8弾です。
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23:「SUNFLOWER」
選曲者:フィリップ・グレニスター(俳優)
俺がジャムのことが気になりだしたので、14か15歳の時で「Eaton Rifle」の頃だと思う。俺の兄貴は、ナショナル・ユース・シアター(青年演劇のための公的機関だと思います)に所属していて、彼の出る演劇を見に行ったのを覚えている。
トニー・マーチャントとバリー・オキーフェという人間による演劇だった。その二人は若い脚本家で二人ともパンクに影響を受けていて、パンクスピリットを演劇に取り入れていたんだ。彼らの演劇の中には「Thick As Thieves」という題名のものまであるよ。パンクの志向や態度といったものも演技に取り入れていいんだと思ったね。
ウェラーの曲はジャムの後は、ほとんど聞いていなかった。川で遊んでいるようなスタイル・カウンシルの「Long Hot Summer」のビデオとかは目に入ったりはしたけど、あんまり惹かれなかったよ。
でも、90年代になってからの彼は、とても素晴らしかった。再復活だったよ!「Wild Wood」を演奏しているのをテレビで見て、すぐにCDを買いに行った。凄く気にいったよ!特に「Sunflower」がね。聞くたびに、あのリフが俺の髄を刺激してくる。ビリヤードの世界選手権の中継に使われているから、ビリヤードを思い起こしてもしまうけどね(笑)
まぁ、とにかく素晴らしい。途中のスティーブ・ホワイトのドラムロールも凄いね。現実離れしているよ。友達と呑んでいる夜に何度、この曲をかけたことか。エアギターはやらないよ!エアドラムをやるからさ(笑)
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以上です。