Sonik Kicks track-by-track review no.1

(2012年2月8日)

ウェラーの3月22日発売予定の待望のニューアルバム
『Sonik Kicks』 のトラックレビューが海外ニュースサイトに載っていたので
一気に全部は無理ですが、ちょっとずつご紹介してきます。

(ネタバレにもなるので何も情報を入れず、アルバムを聴きたい方は読まないでください。) 

 

今日は、まず1曲目と2曲目です。

・1曲目「Green」
ウェラーが70年代のドイツの実験的バンドのNEU!からの
影響があったと話している曲。
荒々しいエレクトロニカサウンドで、いきなりウェラーの新境地を見せつけている。

最初から最後まで同じコードでシンセサイザーやフィードバックギターと
左右に揺れるヴォーカル。

歌詞の面ではザ・ジャムの「Pop Art Poem」を彷彿とさせる
フリースタイルの語りかけるようなものとなっている。

・2曲目「The Attic」
1曲目に比べて、より複雑なサウンド。

60年代にヒットしたAdam Faithの曲から拝借したと思われる
弦楽器のピッチカート(指で弾く演奏)と1曲目のような激しく
まるでガーレジロックのようなドラムとベースで構成されている。

曲の内容はわびしくもな秘めたる愛を歌っているそうです。

ノエルがギターで参加しているそうですが、
かなりマッドでカオスな状況に置かれてしまったようです。

今日はここまでです。

明日か、近いうちに続きを訳します。